エゾ鹿 角「antler」
鹿の角は1歳頃から生え始め毎年抜け落ちる度に2又、3又、そして最終的に4又に分かれていきます。 それは毎年4月ころ落ちて、5月頃から新しい角が生えてきます。
成長が止まるまでは鹿茸・又は幼角・袋角などと呼ばれ、漢方の素材として中国では珍重されています。但し、日本では薬事法の規制で販売出来ません。
4又に分かれた8月後半頃に成長が止まりやがて硬くなります。その角は10〜11月の交配期に向け、相手の鹿と雌を巡って争う武器となるわけです。
生産者はその硬くなった角をもった雄鹿を狩猟して弊社の指定工場で加工します。従いまして角は生きた鹿の角を使用していますので角の髄が生きていますので、割った際中央部に黒っぽい髄が見えます。 決して春に落ちた角は使用していません。
加工風景ですがまるで鉄工所の風景と同じ感じです。万力に鹿の角を固定し、所定の長さに電動工具で切断・研磨します。
角が木材より堅く、鉄より柔いという中途半端な素材なので慎重に加工しなければなりません。熟練しているスタッフでもかなりの大変な作業になるそうです。
何といっても骨や角の髄は犬の嗜好性を呼び起こし、更に硬いのでおやつ変わりとして大変長持ちします。 そして健康に良いとされている素材ですから願ったり叶ったりです。
ほとんどの犬は骨や角好み、宝物のように大事に加え、静かな場所へ持っていきゆっくり味わいます。 そこには犬の大好物の骨髄入っているのです!犬は内臓や髄が大好物なのです。 但し、硬いので小型犬には向かないと思います。大型犬で元気が良すぎて持て余しているようなワンちゃんに是非お勧めします。(笑)
当製品は冷凍でお届けしますのでお肉とご一緒にご注文されるのが宜しいと思います。食べ残ったら一度冷蔵庫に入れてまた翌日おやつや歯磨き代わりに与えて下さい。 万一、喉につかえることもあるかもしれませんので、飼い主さんがいらっしゃる時に与えて下さい。
鹿角といえばこれまでは中国産やロシア産が主でした。しかし、品質にバラつきが多く粗悪品すら出回っていました。そのため良い角を求める声が多くなり国内産の需要が増えてきました。
特にエゾ鹿の角は1日に約2cmも伸び、最高級とされています。
鹿の角は活発な細胞分裂を繰り返し、様々な作用があると考えられています。一度ワンちゃんに与えますと暫くの間、カリカリかじっています。
商品名はアントラーといいます。決してあんたらーではありませんのでご注意下さい。(笑)
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