おやつを作ることはそんなに難しいことではありません。基本的に原料素材を乾燥させる、ということですが、私はこれに満足していません。それならどのおやつも同じになってしまいます。勿論、防腐剤やその他の合成添加物などを一切使わない、というのはいうまでもありません。だったら無添加でいいじゃないか、という意見や美味しさを追及したらおやつならそれで合格、それだけで十分。という声に対しても・・・。
無添加で美味しいのは私の中では当たり前のこと。ではどこで満足を感じられるのか、どこが着地点なのかというとそれはまだ旅の途中。ただ創作という観点から考えると私にしか出来ないおやつ、まだ世に出ていないおやつ作りに心が揺れ動かされるようです。主食になる食材は変えられませんがおやつは変化に富みます。だからその変化を求めて満足に近づくために今日も何度も推敲を重ね、修行に励みます。

上記の二枚の豚耳を比べてみて下さい。皆さんはどのように思いますか？色が違う、確かに左が濃く、右が薄い色をしています。これは乾燥方法の違いでこのように分かれます。機械乾燥は時間を短縮出来るといったメリットはありますが、栄養や旨味の点から劣ります。その点、私共の天日干しは1ヶ月という気の長〜くなるほどの時間が掛かります。しかし、太陽に当てることで「縮合反応」という反応が起きます。
紫外線は人体にとって有害ですが、この反応によって栄養素が増え、同時に旨味も凝縮します。
品質、価格面で市販品と比べてみて下さい。見劣りするだけでも全額返金致します。自信あり！