何故、馬肉+鹿肉にキンガ岩塩を選んだのか!
ポーランド産100%のキンガ岩塩はカルシウムやマグネシムなどの自然のミネラルを含んでいます。 クセがなくクリアーで軽くしっかりした味わいが特徴でお肉はもちろん中華、日本料理にも幅広く使用されています。そしてこの岩塩はヨーロッパ食品品質賞を受賞するなど高い評価を得ています。私はこの岩塩をこれまで販売して参りました生食に配合することにしました。それは下記の表に記載しています通り、このキンガ岩塩には他の岩塩を遥かに上回る天然のミネラルが多く含まれているからです。但し、配合する量ですが当店の鹿肉は川の水にさらしたお肉ではなくむしろ血液が一番重要と考えていますのでタップリ含んでいます。従いまして血液の抜けてしまった割合に対して岩塩を配合するということではありません。しかし、このキンガ岩塩は我々の予想を遥かに上回る天然成分が含有されているため、使わないのは手はありません。
そこでエゾ鹿の血+岩塩0.5%、という割合に留めました。特に成長期のワンちゃんに是非お勧めしたい商品です。岩塩もそうですがキンガはもっと特記すべきことは国産馬肉とエゾ鹿肉を半々に混ぜ合わせているという点です。キンガがあれば馬肉を与えたり、鹿肉に切替える必要はありません。
これこそ正に一石二鳥といえるのではないでしょうか。当店だから製品化出来る画期的な新商品です。
私共は「肉屋」ではありません!ペットフードメーカーです。
私共の鹿肉は捕獲後、2時間以内に解体した新鮮な状態を切り込みパッキングを行い、急速冷凍で2日間時間を掛け完全に冷凍します。ところが一般の狩猟は鹿を射止めた後、川や沢に運び鹿を沈め川の水を使って完全に血抜きを行います。この違いは初めからペット用に加工しているのか、あるいは食用を目的とし、余った部位をペットに回しているのかということです。血液を残した状態で食用として食べると獣臭がして美味しくないのです。だからといって完全に血抜きをしてしまうと旨みも栄養も落ち肉も少しパサつくといった欠点もあります。その点、犬にはこの血液が極めて重要なのです。血液は体内各所にエネルギーを分配する役目を担っていますので効率よいエネルギー源といえます。次に塩分やミネラル、タンパク質そして酵素が豊富ですのでわざわざ血抜きする必要はないのです。あらゆる動物は海から誕生しています。海はあらゆる生命の原点ということになりますので塩分を減らすことは命を減らすことになります。但し、ここで大切なことは『本物の塩』でなければならないということです。塩の取り過ぎは「脳卒中、心臓病、腎臓病、癌、高血圧などの病気に罹る。」とよくいわれますがこの段階で第一ボタンの掛け間違えなのです。塩が高血圧の原因なら低血圧の人は塩を取れば血圧が上がるのか?といいたくなります。
それらは化学的に作ったナトリウムのことです。それとキンガのような岩塩と同じにしてはいけません。
私曰く、岩塩を摂らないと逆に「脳卒中、心臓病、腎臓病、癌、高血圧などの病気に罹ります。」いいですかよく聞いて下さい。動物の筋肉は岩塩(ここでは塩とはいいません)がなければ動かなくなります。
犬に塩は不要と思い込んでいる飼い主さんは勉強不足です。お金儲けばかり考えているフードメーカーのデマには振り回されないでしっかりした知識が必要です。といいましてもこの内容が理解されるころには私はジジィになって引退しているかもしれません・・。動物にとって一番大切なミネラルは岩塩なのです。
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【 キンガ岩塩 】 |
【 某溶解岩塩 】 |
NaCl |
97.00% |
98.50% |
Ca |
0.600% |
0.05% |
Mg |
0.100% |
0.0008% |
H2O |
0.500% |
0.0000% |
その他 |
1.5%
鉄
マンガン
亜鉛
カリウム
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