<< 伝統と文化の香る城下町会津若松市 >>
会津若松は、人口は約19万人、福島県西部にある会津地方の中心都市です。
会津や若松と省略して呼ばれることもあり、古くから会津の政治・経済・文化の中心として栄えてきました。
江戸時代には会津藩の城下町として盛え、現在でも鶴ヶ城(若松城)や戊辰戦争にその若い命を散らして静かに眠る白虎隊など、数多くの歴史とロマンが残る城下町として訪れる人々に感動を与えています。
会津若松の郷土特産品としては、400年もの歴史をもつ会津漆器。蒲生氏により会津地方に会津塗りが伝えられてきました。
会津塗りは良質な木と漆、そして伝統を守り続けてきた職人の手によって会津漆器が造られます。
会津ろうそくは、華やかな絵柄が非常に美しいろうそくです。
主に武家社会で珍重された高級なろうそくでした。
今でも一本一本が職人による完全な手作りとして受け継がれています。
会津清酒も400年以上も前から造り続けられてきた伝統ある清酒です。菊や牡丹、梅などの華やかな絵柄が描かれ、現在では神仏用や結婚式などで飾らています。
このお酒は、良質な水と肥沃な土地で育てられた良質な米で造られたもので、全国的に高い評価を得ています。
<< 歴史を巡る、ドラマと出会う火の国 熊本 >>
熊本県は、人口約184万人、面積約7,400ku。
九州の中央部に位置していることから福岡・大分・宮崎・鹿児島の各県と隣接し有明海を隔てて長崎県や佐賀とも接しています。
山々がそびえ世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山が有名で、西部は熊本平野が有明海に、八代平野はリアス式海岸が不知火海、東シナ海に面しています。
その間には宇土半島があり天草諸島に続いています。
豊臣秀吉により肥後に封ぜられた加藤清正が、以前は「隈本(隅本)」」という地でしたが「隈」の文字が畏(おそれる、かしこまる)、「隅」は(すみっこ、端)などの意味を持つことから、武将の名に相応しくないということで猛々しい「熊」の字に変えて「熊本」という文字を使ったといわれています。
熊本は全国有数の農業県であり、梨・桃・ブドウ・みかん・メロン・栗・・・と数え切れないほど生産数が豊富です。有明海での車エビやのりなどの養殖や畜産も盛んで菊池牛や馬肉などが有名です。
豚の骨を煮込んで出した濃厚な白いスープを使ったとんこつラーメン熊本ラーメンがあり、豚骨のわりにあっさりとしたスープで親しまれています。
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