中国・四国地方の鹿肉を使用!
鹿肉100% 無添加生ソーセージ La Rouge
通常、食用として販売されているソーセージ、ウィンナーの内容(原料)はご存知でしょうか?豚肉を始めとし、豚脂肪、結着材料、PH調整剤、酸化防止剤、発色剤、香辛料抽出物、化学調味料、澱粉、マルトデキストリン、増粘多糖類などまだ表示しなくて済む助剤など物凄い数と量の添加を配合しています。ですから長期保存が出来てとても安いのです。無添加に近付くほどソーセージは高くなります。即ち、主原料を多く使うほど良質で原価コストも上がりますし、肉以外で内容量を増やそうとすると価格は抑えられます。これらは各個人の判断で買われる訳ですが、私としましては愛犬に与えるソーセージには多少コストが高くなろうと、嵩増しや添加物を一切入れずに鹿肉だけで作りたかったのです。でもそれだけなら機械さえあれば製造は可能です。肉を詰めればいいということではありませんので商品としての「質」にも拘りました。
無添加生ソーセージ 拘りの製法とは!
まずはこの断面を見て下さい。見た感じ普通のソーセージと変わらないと思うかもしれませんが、実は大変手を掛けているのです。何故なら鹿肉は全て手で捏ねているからです。それだけではありません。
私は捏ねてもらう方を一人と決めました。そうです。オーディションをして決めました。それは捏ね方の上手、下手ではありません。仮に下手でもそれは重ねていくうちに克服出来るようになります。どんな方法で決めたかといいますと全員に“おにぎり”を握ってもらって一番美味しい人を選んだのです。おにぎりもお鮨もお漬物もうーん、ハンバーグもそうなるでしょうねぇ〜。それらは美味しい人とそうでもない人に分かれません?ではコンビニのおにぎりは美味しいです?皆さんは誰のおにぎりが美味しいですか?私はおばあちゃんでした。普通は米?水?あっ、塩加減?握り方?と考えると思いますが違います。同じ条件でも分かれるのです。
ソーセージの味を左右する常在菌とは!
降参ですか?答えは『常在菌』です。常在菌の多い人が握ると菌と塩と米の相性が抜群にマッチして旨みが増すのです。それだけではありません。コンビニのおにぎりは腐りやすいですが、常在菌の多い人のおにぎりは腐りにくいのです。もうついでに私の得意分野のお話をしますと、最近の子供のアトピーが多いのはお母さんの常在菌が子供の腸に入 っていないためです。しかるに常在菌が元気な体を作ってくれているのです。常在菌は私たちの健康において、非常に重要な役目を担っています。皮膚常在菌は皮膚から出る脂肪をエサにして、皮脂膜を作り出してくれているのです。石けんを使ってゴシゴシ洗っても12時間後には元に戻りますが、手を洗い過ぎると手を守っている菌が少なくなり、逆に汚くなるということです。そして頻繁に洗い過ぎる人ほど風邪を引きやすいという報告もあります。皆さん、「清潔」の意味をはき違えているのです。
常在菌+手捏ねのソーセージ
常在菌の大切さはお知らせしました、でもこれだけではまだ完璧とはいえません。次に大事なことは鹿肉の捏ね方です。まず鹿肉を扱う注意点としては直前まで冷蔵庫で肉を冷やして10度以下の温度で捏ねるのが理想的です。そして冷やしながら捏ねなければなりません。
そうすることで粘り気と柔らかさを出るまで繰り返します。もう一つコツがありまして、肉の中の空気を抜くことです。何度もボウルの淵に叩きつけて仕上げます。その後、腸詰をして完成ですがここからが他のソーセージとは大きく異なります。通常はここでボイルをしますが、当店の鹿肉ソーセージは生タイプですし、防腐剤は入れていませんので冷凍で保存となります。ですからここだけ一点欠点があります。というより不細工なところがありまして、ソーセージの表面が固形されていませんので取り出す際はケーシング(ソーセージの皮)が破裂しないようにご注意下さい。
La Rougeの利用方法と感想
当店のLa Rougeはワンちゃん用として製品化しています。我々は犬の理想なごはんのスタイルとして「生食」を提唱しています。それも肉だけに限らず、内臓も骨もです。これは酵素が大きく関与しています。
ですからこのソーセージも基本は解凍してそのまま与えて下さい。でもまだ生食に慣れていない、これから切り替えていこうとしているワンちゃんは無理をしないで徐々に行って下さい。ここではそうしたビギナー用に調理方法にもついても触れたいと思います。@まずソーセージといえばボイルです。茹でることで水分が閉じ込められ「乳化ソーセージ」と呼ばれています。なるべく水を少なめにして茹でた煮汁も利用しましょう。A次に焼くです。フライパンを使いますが、オイルは少なめ、低温で焦げないように焼き上げましょう。その他にグリルやオーブンを使って加熱することも出来ます。ポイントとしては完全に中まで焼くのではなくその手前で仕上げることです。こうすることで料理のレパートリーも増えますし、ワンちゃんも喜ぶでしょう。
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