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添加物の入っているドライフードは「食品」ではありません。

本来、人が食べる食品とは食品の原料から作られるべきです。これは犬にも同様のことがいえるのではないでしょうか?現実、食品と添加物は食品衛生法によって別の物として区別されています。食餌になる犬の餌に保存性や人工的な色や味付けをして製造や加工しているドッグフードを扱っているフードメーカーは、利益や便利性を優先している食品添加物会社なのです。但し、添加物が全て悪いものではありません。基準や安全値をクリアした天然の添加物も中にはあります。
例えば、自然界に生存している植物や菌、海藻などから抽出した『既存添加物』や『一般飲食添加物』があり多く使用されています。それに対して危険なのは合成添加物です。その中には、防カビ剤などの石油を利用し合成させた添加物や一見安全かな?と思わせる合成のビタミンCなどがあります。これらを『指定添加物』と呼んでいます。これらが犬の餌としてほとんどのドライフードに含まれているのです。自然界の成分ではない物質が飼い主さんのワンちゃんの体内に入り込んだら一体どうなるのか!という化学データーや資料をフードメーカーが持ち合わせていると思いますか?添加物によってはそれが体内に蓄積され、重大な病気の原因になることさえあるのです。
私共が実際、京都でブリーダーをされている経営者の方からこんなショッキングなことを聞かされました。「大型犬のブリーダーをしています。餌は獣医が勧めてくれたドライフードでした。ところが年々受胎率が悪くなったり、流産が増えてきたのです。これでは安心してお客様に犬を引き渡すことは不安になってきたのです・・・。」
これは他のブリーダーさんも感じ取っていることかもしれません。更に催奇形性といって生まれてくる子犬が先天性の障害を発症することも十分に考えられるのです。ではどれだけの種類の合成添加物がドライフードに含まれていると思いますか?防カビ剤、着色料、保存剤、酸化防止剤、漂白剤、増粘量、安定剤]等など。全部で指定添加物は376種類です。

消費者が騙されやすい成分にビタミンCがあります。商品にビタミンCと記述されていたらそれは酸化防止剤だと思って下さい。
指定添加物名を書かないでビタミンCと書けばメーカーの印象も良くなる、という訳です。

では犬種は何を食べてきたのでしようか!

この歯が目に入らぬかー!

本来、母犬は子犬の乳歯が生え始めてくるとお乳を与えるのを止めます。そして自分が食べた物を吐き出して子犬に与えるようになります。これが離乳の始まりです。飼い主さんですから愛犬の歯を見たことはありますよね?獲物を捕らえたり、噛んだりする切歯や犬歯、骨を切ったり、すり潰す前臼歯があります。その中に上下1対(上顎の第4小臼歯と下顎の第1第臼歯)に肉を切る歯、裂肉歯(れつにくし)があります。
これらはドライフードを食べるための歯ではありません。犬は人のように咀嚼をしないのです。厳密にいえば穀物は食べていなかったことになります。犬はペットとして人に飼われるようになってから穀物を食べるようになりましたが、肉食としての構造上、歯、胃、腸は何も変わっていないのです。
即ち、皆さんが与えている合成添加物入りのドライフードも穀物も犬本来の食べ物とは違う!ということです。
仮に無添加のドライフードであっても所詮、生肉には及びません。

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