メテオ&アタッチとは
これまで国産馬プレミアム500g×2袋入りとして12年間販売して参りました。その間二度に渡る生産者からの値上げで仕方ないとはいえ、値上げてばかりでは私自身が納得いかず何とかしてお客様に喜んでいただける商品作りを検討してきました。そこで考えたのがこの500g二袋を1kg入れにしたらもう少しコストが下げられ、値上げ前の価格に出来ないものか、ということでした。早速、生産者に協力を仰ぐため連絡したところ初めは断られましたが、余りにも私がしつこいためか最後は観念したかのように承諾していただけました。商品名を決める時にいろいろ考えていましたところたまたま窓ガラス越しに夜空を眺めていたら流れ星が横切ったとき「メテオ」にしよう、と決めたもので商品との深い意味はありません。(笑)もっと簡単にいえば500g入りを1kgにしたので袋代と充填の手間、人件費などのコストが削減になったのでお安くしましたよ、ということでして・・・。(汗)まぁ、何れにしましても良い品が安く購入出来て困る人はいないと思いますのでこれで丸く収まると思います。どうしても分けて保存しておきたいというお客様は少し値段が上がってしまいましたが引き続き国産馬肉プレミアムをご使用下さい。次にご用意しましたのが「アタッチ」です。
これは以前から検討品目として考えていたのですが、当時鹿肉などの品数が急激に増えていた時期でしたので保留のままにしていましたが、実はこの商品は肉と内臓をミックスしていますので栄養価や嗜好性はバツグンなのです。これを食べたワンちゃんはきっとイチコロでしょう。犬種は哺乳網食肉目イヌ科に属する動物で本来、草食動物を生のまま肉や内臓を食べることによって発酵物や食物酵素を栄養素として摂取してきました。犬に内臓!?病気にならない?と思われる飼い主様もいらっしゃると思います。オオカミ(肉食動物)は動物を襲って肉だけを食べていたのではありません。むしろ一番先にありつくのが草食動物が食べた内臓です。それらには肉からは摂取できないミネラルやビタミンが含まれているからです。例えば肝臓(レバー)にはビタミンAが多く含まれており、ニンジンの約10倍以上含有しています。ビタミンAは視覚機能を正常に保ったり、粘膜を強くしたり、皮膚を丈夫にする働きがあります。また鉄分や葉酸なども豊富に含まれています。肝臓はブドウ糖以外をグリコーゲンという状態で貯蔵している良質のタンパク源なのです。肉食動物はそうした栄養の塊を鮮度がいいうちにいち早く食べるのです。ですから内臓食を食べている犬も元気になります。
まずは肉より内臓に目を向けるべきなのです。
馬は元々生産性を上げる目的ではないので牧草地で放牧され十分な運動をしています。更に馬は牛や豚などと違い、体温が5〜6度高いので寄生虫が住みつく心配もありません。栄養面でも馬肉はビタミンAやE、鉄分、カルシウムといったビタミンやミネラル分が豊富で脂も牛・豚肉と比べて脂肪分が少なく、特に動物に不可欠な「必須脂肪酸」と呼ばれるリノール酸(オメガ6)・オレイン酸等の不飽和脂肪酸が多く含まれ、αリノレイン酸を吸収するために必要なビタミンEも馬肉には、牛・豚の倍以上も含まれています。このように馬肉は愛犬の健康に欠かせない食材として多くの飼主さんからもご注文をいただくようになってきました。これまでの値上げの件やエゾ鹿肉の入荷遅れの他にも大型犬や多頭飼い、ブリーダーさんからどうしても食べる量が多いのでもう少し価格を抑えた商品があればいいというご相談もあり、製品過程の手間を極力省き、後は飼いさん側で小分けやカットをしていただけるのであれば1kg入りにしようと製品化にしました。但し、小分けと違いメテオもアタッチも1kg入りなのでハッキリいって使い勝手が悪いです。(笑)その場合、自然解凍(なるべくなら)で表面が柔らかくなった時点で袋から取り出して包丁で切れ目を入れ何分割に切落し、それをラップに包んで容器に入れ再冷凍をして下さい。あまり長時間解凍しますと肉の血液が流れだしてしまいますのでご注意下さい。
血液で思い出しましたので捕捉します。馬肉や鹿肉を解凍しますと袋の底に血液が溜まりますよね?それを見てどう思われますか?以前、お問合せで血が気持ち悪いので捨てています、という内容でしたがそれは勿体ないことをしています。それでは何の為の生肉かということになります。動物が生命活動を維持するには酸素の供給が必要となります。では一番酵素が含まれる物質は何だと思いますか?答えは『血液』です。また肉食動物は草食動物の血液を水分や塩分補給で飲みます。特に肝臓の血液量の多い臓器を好んで食します。
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