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膿皮症

オオカミ

脳皮症は細菌が異常増殖し皮膚に湿疹や炎症を引き起こす皮膚病です。皆さんのワンちゃんは大丈夫ですか?犬の膿皮症は体の免疫力が低下した時に皮膚に常在している細菌が異常に増殖し、それによって皮膚に湿疹や炎症を引き起こす皮膚病です。私共はある一通の相談メールで重要な問題を検証することにしました。その内容は飼われているワンちゃんが膿皮症を繰り返してお困りとのこと。皮膚が弱い犬はさまざまな疾患を抱え、アトピーやアレルギー問題に悩まされているようです。特に膿皮症に関しては必須脂肪酸が重要でオメガ6、オメガ3の摂取が好ましいとされています。それが偶然にも馬肉の脂肪にオメガ6、3がバランスよく含有されているのです。これまでペットフードとして脂肪の少ない赤身に拘ってきましたが今度は逆にその脂身が膿皮症で困っているワンちゃんに役に立つ可能性があるのであれば製品化してみようということになりました。といいましても我々は獣医でもなければ馬の脂が薬のような役割がある訳でもありません。
あくまでも食学の見解から食べることで不足している栄養素を補うということです。そこで膿皮症で検索してみますとかなりの件数がありますね。一通りウェブサイトを読みましたがいくつか気になったことがありました。

@膿皮症は犬の皮膚病の中で一番多い。A治療方法は抗生物質を二週間以上飲ます。
B原因がハッキリしていない点。C何度も繰り返す傾向があるということ。

挙げればきりがありませんがこれは飼い主さんも困ると思いますが獣医師さんも難儀な病気なのではないでしょうか?アトピーなのか、別の皮膚病として捉えるかで先生によって変わってくる場合もあるでしょう。そこでまず私の素人的意見としましてはこの膿皮症という病気の主な原因は『食』にあると思っています。
その他の原因として考えられるのがストレスや免疫力、感染や細菌という意見もあるようですがこれは専門外ですのでこちらの方面の治療等に関しましては先生にお任せするとして、私の分野は食餌ですのでそちらからお話をしてみたいと思います。ですからここでは一旦獣医さんの方は切り離してお読み下さい。

そもそも犬はミトコンドリアDNAの解析により約13万5000年前にオオカミから派生した突然変異種である、という事実が証明されました。
遺伝子もほぼ同じ、骨格も内臓も習性からしても疑う余地はないと思います。では何故いま家に犬がいるのか、といいますと昔オオカミだった犬がやがて人間に飼い馴らされてペット化したのです。話を戻しますとオオカミは何を食べていたのかといいますと馬やシカ、ヘラジカ、イノシシ、野生ヤギなどを捕えて好んで食べていたようです。この時期、オオカミは膿皮症に罹っていたでしょうか?
多分そんな病気に罹っているようなオオカミはいなかったことでしょう。ではいま仮にオオカミを飼ったとして市販のドライフードを与えたらどうなるでしょうか?まぁ、食べないと思いますが(笑)、ドライフードには7〜8割くらい穀類が使われています。
その穀類に含まれる糖質を分解する酵素を犬達にはほとんど持ち合わしていません。そもそも肉食の犬は腸が短く犬歯、前臼歯、裂肉歯しかありません。穀類を磨り潰す歯などはないのです。
しかもその小麦やトウモロコシ、大豆の殆どが輸入品であり残留農薬の問題も懸念されています。

これらだけで答えを出すにはエビデンスがありませんので断言はできませんが多分オオカミもアレルギーや膿皮症に罹ると思います。ではそのドライフードを止めたらいいんじゃないか、と思われるかもしれませんが軽症なら治癒力で治るのかもしれませんが一度こうした症状を発症すると簡単に完治はしないと思います。
一度その要因が体内に取り込まれるとまたそこに要因物質を摂取するとその症状を繰り返すようになるのだと思います。ですから膿皮症の症状も抗生物質や塗り薬で進行は止めますが、完治するということはないのではないでしょうか。事実、薬が病気を治したという臨床データー、化学データーはこの世に存在しません。

病気を治すのはその固体が持つ治癒力でしかないのです。となればそれを治癒していく原動力というのは紛れもなく『食』にあると思っています。   膿皮症2はこちら

犬は肉から栄養を摂る動物です。何故ならオオカミだったからです!
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