犬の祖先はオオカミ
犬に内臓!?と思われる飼い主様もいらっしゃると思います。何故犬に内臓を与えたらいいのか、をお話します。オオカミが家畜化され犬になったと最近のDNA研究で明らかにされています。すなわち犬の祖先はオオカミだったのですね。そのオオカミは中東やアフリカに至るまで生息していました。そして人間が移動していったようにオオカミも同じように世界中に広がっていたといわれています。
余談ですが、私は現在の多くの犬種はこの移動していく中でいろいろなオオカミ同士が交じり合ったのが始まりではないかと考えています。
北海道犬の起源は琉球犬であり、その祖先は台湾犬です。
そしてカリマンタン島犬に辿りつくといわれています。山陰地方の柴犬の祖先は多分韓国でしょう。ネズミを捕るのが上手なところは非常に似ています。そしてそれは珍島犬につながるそうです。
そのオオカミ(肉食動物)は動物を襲って肉だけを食べていたのではありません。むしろ一番先にありつくのが草食動物が食べた内臓です。それらには肉からは摂取できないミネラルやビタミンが含まれているからです。
例えば肝臓(レバー)にはビタミンAが多く含まれており、ニンジンの約10倍以上含有しています。ビタミンAは視覚機能を正常に保ったり、粘膜を強くしたり、皮膚を丈夫にする働きがあります。
また鉄分や葉酸なども豊富に含まれています。肝臓はブドウ糖以外をグリコーゲンという状態で貯蔵している良質のタンパク源なのです。肉食動物はそうした栄養の塊を鮮度がいいうちにいち早く食べるのです。ですから内臓食を食べている犬も元気になります。まずは肉より内臓に目を向けるべきなのです。
そこで当店はオープン以来、国産馬とエゾ鹿の生の内臓と肉と内臓をミックスした商品を販売と同時に啓蒙を続けてきました。
そうしたことで少しずつ内蔵の役割やその重要性を理解していただけるようになってきました。次に我々はおやつにも着目しました。といいますのも現在でも犬のおやつといえばクッキーやせんべい、さつまいもに、中国製やアメリカ性の皮ガムのようなものが多いことに気付かされます。これらの原材料や合成添加物の有無、消化の問題やアレルギーの発症などを考えた場合、犬のおやつに適していない商品がほとんどです。そもそも私は犬にそれほどおやつを与えることについて重視していません。というより正しい食事を与えていればそれほど多種多様のおやつは必要ないと思います。もしあるとしたら食事で足りなかった(補えなかった)肉や内蔵のジャーキーで十分ではないでしょか?
そこで考えたのがジャーキーチップならぬ『オーガンズチップ』の開発でした。
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