鶏ササミの栄養成分
国産地鶏ササミの栄養成分について(100gあたり) |
エネルギー |
105kcal |
カリウム |
420mg |
鉄 |
0.2mg |
タンパク質 |
23g |
リン |
220mg |
亜鉛 |
0.6mg |
脂質 |
0.8g |
ビタミンB1 |
0.09mg |
マンガン |
0.01mg |
炭水化物 |
0g |
ビタミンB2 |
0.11mg |
銅 |
0.03mg |
カルシウム |
3mg |
ビタミンB6 |
0.6mg |
ナイアシン |
11.8mg |
マグネシウム |
31mg |
ビタミンC |
2mg |
パントテン酸 |
3.08mg |
ナトリウム |
33mg |
ビタミンE |
0.2mg |
コレステロール |
67mg |
鶏のササミは脂肪分が少なく低カロリーです。但し、ここまでは他の鶏と定義的には変わりません。しかし、ここから大きく違います。まず市販の鶏やブロイラーのササミに関していえば鶏肉の中で最も柔らかく味も淡白で、となります。しかし地鶏、ましてや当店のように400日平飼いして自然の餌を食べている鶏はその逆です。
「歯応えがあり、噛むごとに濃縮された旨みが広がり」という解説になります。一番よく分かるのが、ブロイラーのササミは加熱しても柔らかいままです。しかし、当店のササミは固くなります。鶏のササミはバランスよく栄養が含まれ、特に動脈硬化の予防作用があるナイアシン、亜鉛、代謝に働くビタミンB1などが豊富です。
鶏はほとんど飛びませんが、飛ぶと仮定して飛ぶために使う胸の筋肉として胸肉360g前後、ササミ70g前後といわれています。因みに胸肉は翼を下に下ろすための筋肉で、上げるのがササミです。そのために脂を溜め込まない仕組みになっているのですね?知ってましたか〜?
愛犬にササミを与えて大丈夫?
ササミに関してリンとカルシウムのバランスが崩れてしまうのでは?と書かれているサイトを見かけますが、大きな間違いです。といってもササミばかり毎日、大量に与えてはよくないでしょうけど・・・。
ただササミはカルシウムが少ないので補う必要があるということです。(といいましても鹿肉も4mgですけどねぇ〜)犬は体重1kgあたり栄養要求量として約10〜15g(ヒトの14倍)といわれています。例えば体重5kgのワンちゃんですと1日に約50g必要になる訳ですが、ササミを300g与えたとしても49.91g足りない計算になります。
こういうケースは@ボーンプレミアム50gを混ぜて与える。Aおやつとして鹿骨を与える。BHOPEをササミに掛けて与える。などいろいろ対策はありまので参考にして下さい。
そのことでリンとのバランスもよくなり何ら心配はいりません。だからといってカルシウムを大量に与えると過剰が生じ、血中カルシウム濃度が上昇したり、腎臓や上皮小体などカルシウムをコントロールする臓器に負担をかけます。そういう意味ではバランスが大切で摂り過ぎも少な過ぎもよくないとうことです。ササミというより赤身肉でも同様のことがいえるので単品で考えるより犬の栄養について広く視野を持たれてはいかがでしょうか。
私としましてはカルシウムさえ補えれば、栄養面であったり、鶏として希少地鶏は是非おススメしたいと思います。お野菜が好きなワンちゃんでしたら小松菜が一番です。小松菜は食材100g中290mg含み、ほうれん草の2〜5倍だそうです。アクがありませんのであまり熱を加えないで生のままササミと混ぜて与えるといいですね。そして何より馬肉や鹿肉と比べて安い、という点です。是非、ササミを主食とした手作り食を与えてあげて下さい。勿論、ササミも生で♪使いやすいように500g入りもご用意しましたので小型犬や超小型犬にはこちらをお選び下さい。
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