シニア・シルバー犬♪専用フード「エポック」
数年前、生まれてきた子犬を我が家に迎えてから6年。愛らしい容姿、元気いっぱいに走り回っていた子犬もやがて成犬になり、飼い主さんの年齢に近づき、気付いた時は高齢期。小型犬の11歳は人間の還暦の年に当たります。並ぶ間もなく追い越し、アッという間に早く老いていきます。
と、このような経験をされた飼い主様は多いはず。大型犬の寿命はもっと短く、12歳で人間の約90歳に達します。その時に一番大切なことは食事の“ケア”です。
そこで当店では天然素材だけを使ったシニア犬用の食事を開発しました。
よく巷でシニア用と要してペットフードを販売している商品がありますが、所詮、固形フード。中身はというと大麦、玄米、精製大麦、大豆、油と後は消化しにくいカルシウムに人工のミネラル剤。
特に大豆はアメリカ産ですから残留農薬(ポストハーベスト)は十分考えられます。といえど老犬にこれほどの穀類(炭水化物・糖質)を配合するというのは無謀としかいえません。それじゃ、通常のドライフードとほぼ同じです。これを販売している意味はあるのか?という短慮な一面も感じます。後ほど詳しく説明しますが老犬になるほど必要なのはタンパク質であって穀類ではありません。次にいくら高タンパク質を与えても関節軟骨や骨は摩耗してもろくなるので補強も必要になってきます。もう一点大事なことは水分の補給です。
何故なら年齢を重ねた老犬に水分を与えるのは大変だからです。
しかし、水分が減ると内臓や脳の働きが低下し、細胞や骨が益々弱くなってしまいます。こうした老化現象を遅らせ、症状を緩和させるためには「低栄養を予防し、老化を遅らせるための食生活」が重要になります。
犬の健康のバロメーターは「食歴」
ここでもう一度、これまでのお浚いをしてみようと思います。オオカミを先祖に持つ犬種は本来、肉食・生食が基本であり、穀類を消化する酵素(※アミラーゼ)は持ち合せていません。ここが人と大きく異なる点で我々は炭水化物を中心に栄養構成で成り立っていますが、犬の場合はタンパク質が中心となります。犬は生肉を食べることによって体内でビタミンを合成することが出来る動物なのです。そうした中、私は犬の健康は腸の状態にあると考えています。犬の腸は人間と違い短く、ほぼ真っすぐです。とはいえ、老化を遅らせ病気にならないようにするためには『腸』が大変重要です。腸の状態を表す「腸相」はこれまでにワンちゃんが食べてきたもので左右されます。それを「食歴」といいます。犬のアレルギー、癌、内臓疾患、等の発症は腸相と食歴の因果関係が大きく影響しているといえます。分かりやすくいえば犬の病気や著しい老化は腸を汚す食べ物を与えてきた結果だと思っています。質の悪い食べ物、安い添加物入りのごはんなどは血管を通して体内のあらゆる細胞に運ばれていきます。そうなりますと腸内にゴミが増え、活性酸素に抵抗出来なくなり細胞を益々老化させ、病気や認知症を発症することになるのです。悪質(穀類や糖質を含む)のドッグフードは体内の酵素を大量に消費することも忘れてはいけません。細胞レベルから取組むことが大切なのです。
シニア・シルバー犬専用フード「エポック」お肉の秘密!
私共はエポックに使う肉をどのような状態で商品化しようかで悩みました。
ボイルにしようか・・・しかし、それは主食である肉を加熱することで破壊されやすい酵素が体内に入ることになります。確かに加熱料理は保存性や効率、そして何より安全性を高めました。でもこれは栄養素と引き換えにしていることを忘れてはいけません。生肉には自らを分解するための「酵素」があり、消化を助けてくれます。
ところが加熱された肉は内臓から分泌される消化酵素に助けてもらわなければなりません。まだ若い、あるいは元気なうちはいいのかもしれませんが、シルバーや老犬になると消化に大きな負担を掛けてしまうかもしれません。極力避けたいですね。ですからシニア犬には「生肉、生魚」を採用しました。といいましてもただの肉ではありません。「熟成肉」です。熟成肉にはドライエイジングとウェットエイジングの二種類があるのですが、私はウェットタイプを選びました。まず肉の表面の水分を良く拭き取り表面の水分を70%ほどにしてから真空パックをしています。このことで70%の湿度をキープしたまま、低温の状態で2週間熟成させていきます。熟成をすることで濃縮した旨みと香り、柔らかさを兼ね揃えた良質の良い肉に仕上げることができます。もう一つ大切なことはその間、肉の酵素がタンパク質を分解していくということです。
タンパク質は消化機能を経由してアミノ酸やペプチドに分解されます。そして腸や粘膜から吸収され、血液によって肝臓に送られます。肝臓に届いたアミノ酸がまた新たなタンパク質を生産するのです。それが犬のエネルギーとなるのですね。但し、シニア犬になるとこれらの機能が弱くなるので早目にエネルギー源になるよう少し分解が進んでいる熟成肉を使っているのです。優位性を持つ商品です。
シニア・シルバー犬専用フード「エポック」とは!
一定の温度で熟成した肉(馬肉・鹿肉・地鶏)に自然環境に生息している野草、無農薬野菜、果物など86種類を発酵したPlant Enzymeを配合して粗ミンチにします。そしてより熟成や発酵を促し、軟骨のコンドロイチンとカルシウムの王様といわれている2,500年前という長い年月を掛けて自然の力で風化・結晶したニシキ貝の化石粉末を加えました。この化石は胃酸で細分化して溶けやすく、97%の高純度炭酸カルシウムであることが分かっています。その後、無農薬野菜をミキサーに掛けて混ぜ合わせ、納豆菌を加え、熟成を深めます。この製法が「ドライエイジング」といいまして出来上がった製品を温度と湿度を管理出来る熟成庫に1日寝かせ完成させます。便利で密閉性、保温性に優れたチューブ容器に充填しています。それからはマイナス35℃で瞬間冷凍して出荷を待ちます。こうすることで解凍していく際に具材から旨みを流出させコクが増すのです。エポックは最初に国産馬肉バージョンから販売し、その後は鹿肉、地鶏ササミ、鮭と品数を増やしていく予定です。 シニアになってくると歯も弱くなり、噛む力も低下してきます。そして水分を摂らなくなってくる傾向があります。その点、エポックはそれらの点でも全てカバーしています。それどころか消化・吸収の面でも栄養や骨の強化、腸内環境におきましても大変優れ遺憾なく発揮します。エポックは肉のミンチではありません。所謂、リキッドタイプですが、完全に液体ではありません。(決して整髪料ではありませんよ。)現状のシニアにとって何をどのようにしたらベストなのかを突き詰めていくとこのリキッドに辿り着いたという訳です。しかし、中には骨こそ噛まなくなったけど今まではメテオやグランプリを食べていました、という飼い主様の意見もあると思います。
そこで私は2種類ご用意します。最初はリキッドタイプを販売します。後に「ソリッド」を販売致します。
エポックの購入条件は?何歳からシニア?
偏に何歳からシニアでシルバー犬はいつから?に対して正確な答えはないのでしょうか。何故なら、犬種によっても
違いはありますが、前頁でも触れましたように犬を取り巻く環境は劇的な変化と共に年々長生きをするようになってきたからです。しかもこの30年間で寿命が約2倍近く延びてきたといわれています。
ですから一昔なら高齢といわれていた犬もまだまだ元気です、といわれるケースも珍しくありません。とはいえ、人間より早く歳を重ねる分、やがて衰えは必ずやってきます。そうした老化現象が現れましたらまずは食べ物を変えることをオススメします。その点、エポックは理想のシルバー食といえると思います。
またローテーションも三種類ご用意しましたので心配はいりません。容器はねじ口部から簡単に開閉ができ、そのままご使用いただいてもまたお皿に移し替えも楽に行えます。
また多層の為、ボイル(85℃30分)や冷凍(−40℃)などに対応し、ガスバリア性も備えています。
このエポックの購入条件、即ちシニアやシルバーとして何歳以上でなければ買えない、というルールは設定しません。各飼主さんの判断で上記のような症状が感じられればご利用下さい。またエポックを食べてくれるかどうかという問題もあると思います。そういう不安を解消するために有償とはなりますが、100g×3袋入りのサンプルもご用意しました。いざという時の保存食としてもストックされては如何でしょうか?発売前に会員様に試作品としてお使いいただいてご感想をいただこうと準備しています。当店は日本のシルバー犬を応援します。
シニア・シルバー犬専用フード「エポック」原材料名
シニア・シルバー犬専用フード「エポック」原材料名 |
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原 材 料 |
固 有 性 |
タンパク質 |
国産馬肉・エゾ鹿肉・鮭 |
シニア犬は成犬よりも良質のタンパク質が不可欠になります。 |
食物繊維 |
チンゲン菜・小松菜 |
皮膚などを丈夫にし、免疫機能を維持させ食物繊維が豊富。 |
アミノ酸 |
国内産大豆 納豆菌 |
発酵過程でビタミンを産生し、腸内環境を整える役割が必要。 |
カルシウム |
化石貝カルシウム |
最も安全で良質な天然素材の吸収する風化カルシウム配合。 |
関節強化 |
マリンコンドロイチン |
軟骨の原料になり、細胞が栄養を運び老廃物の排泄を促す。 |
保水機能 |
マリンコラーゲンペプチド |
U型コラーゲンで関節元気!栄養さも溜める働きがあります。 |
発酵食品 |
Plant Enzyme |
野草、無農薬野菜、果物に納豆菌を配合した82種類を発酵。 |
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