|
土は生きている
野菜を作ってくれる土、どれも同じように見えますが化学肥料や農薬を使っている土と有機物が豊富な土ではまるで別物なのです。健康的な土はミミズや微生物が有機物を解体し、タンパク質や繊維質、糖、アミノ酸を分解します。そして野菜作りに良い条件のフカフカした土を作ります。更にバクテリアの働きで腐植が作られ炭酸ガスやアンモニア、硝酸塩、リン酸などの無機物に変換され野菜の根から吸収しやすくなります。 【 キャベツ 】
キャベツは農薬を沢山使用している野菜、ということをご存じですか?多い農家さんで30回、少なくても20回くらい農薬を撒き、化学肥料を使用しています。何故ならそうしなければ青々したキャベツにならないからです。スーパーで販売されている綺麗なキャベツほど農薬が使われていると理解して下さい。 【 ニンジン 】
緑黄色野菜に多く含まれる栄養素でベータカロチンや体内脂質の過酸化を抑制する抗酸化剤として注目されています。しかし、市販のニンジンにはアブラムシやセンチュウを殺す殺虫剤だけでも20種類以上、黒葉枯病や斑点病、苗立枯病、軟腐病などの対策に殺菌剤を14種類も使っています。これらは薬剤と植物油を混ぜて作っていますので水洗いでは落ちません。薬剤が皮の中に少しずつ浸透していくように作られています。 【 ジャガイモ 】
ジャガイモは降雨が続くと葉に病斑が拡大し、カビが発生します。やがてイモの表面は暗色、内部は褐色に腐敗します。そのためダコニール、フロンサイド、ペンコゼブ、ライメイ、ランマン、リドミルMZ等の農薬を散布します。その他にもアブラムシ対策として数多くの殺虫剤を使用しています。それに対して有機のジャガイモは豊富なビタミンC、食物繊維が豊富でみずみずしく、皮まで柔らかいので皮ごと使用しています。 【 ダイコン 】
ダイコンも病気が多く、わっか症・べと病・白さび病・黒斑細菌病や白斑病・炭そ病の他に軟腐病などが発症します。そのため20種類近くの殺菌剤が栽培時に使われています。ダイコンは色が白く純粋な野菜のイメージですが、実際は残留基準値を超える農薬が検出されたとして回収命令の農家や販売者が後を絶ちません。 チンゲンサイ・トマト・小松菜・カボチャはこちらのページ! |