動物薬事法について
馬肉といえど犬に与えるとなるとペットフードに分類されます。このペットフードですが日本には公的な規制が全くありません。相談の窓口はありますが農水省も厚労省も管轄外なのです。日本の機関でペットフードの品質や安全性、安全基準を監視する機関がないということは安全性は実は何ひとつ保障されていない、ということです。酸化防止剤、いわゆる防腐剤の添加物は使い放題、使用していても記述しなくていいということはどういうことになるか分かりますよね?利益追求を至上命令とした、低コストで売れ行きのよい商品を競って製造・販売することになります。粗末な原材料を用い、それを誤魔化すために適当な年齢別ドッグフードを作ったり、パッケージに工夫を凝らし、それを知らない消費者に売りつけているのが現状です。
ここまでくると、悲劇としかいいようがないのですがそれとは別に薬事法という問題もあります。
ペットサプリメントの「効能効果」について
馬肉を与えることで薬であることを暗示させる「効果効能」を前提に、改善や予防などの記載や表示は法律上禁止されています。これらにつきましては、馬肉のフードに限らず、サプリメントやおやつ類にまで及んでいます。「馬肉+イン」では、詳しい原料についての効能・効果などの記載はしません。動物薬事法の「動物用医薬品に該当する効能、効果の表示等に関する基準」を守っています。いわゆるフードやペットサプリメントは、一般的な食品の範囲と同じ目的しか持たすことしか出来ません。医薬品と違い、病気の治療・予防を目的とするものではありません。ペットサプリメントを病気の治療や予防に役立つことを説明したり、表示や広告を行った場合、全て「医薬品」と判断されます。疾病の治療や予防効果の表示・広告は、医薬品としての承認・許可を取得して初めて可能になるものなのです。
当店では法律を厳守すると共に、お客様により信頼されるショップとして責任を持って販売させていただいております。何卒、ご了承願います。
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