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Vegetable Enzymeの構想から準備そして完成へ

グランプリ小分け

ワンちゃん、ネコちゃんの健康や食餌などを考え商品を開発、販売して彼是10年の月日が経ちました。当店の食の基本である「Raw Meat」を掲げ、国産馬肉やエゾ鹿肉、丹波鹿肉に地鶏やカンガルー肉の商品だけでも約40品目、おやつを入れますと70種類以上を取り扱っています。その中でも一番栄養に優れバランスがとれているのが「グランプリ」です。ご承知の通りグランプリは生肉以外に内臓や骨を配合していますのでタンパク質から各種ミネラル、カルシウムまで全て摂取することが出来ます。私はこれをドッグフードの「総合食」と説明しています。
そしてこのグランプリは馬肉から始まり、エゾ鹿グランプリ、地鶏グランプリ、丹波鹿グランプリ(開発中)と徐々に増やして参りました。今ではグループ店舗・代理店を含めまして全体の65%がいずれかのグランプリをお選びいただいています。しかし、最近市販のドライフードの懸念からか手作りフードを作られる飼い主さんが増えてきました。それに伴い一つで済むグランプではなく、各種のお肉(プレミアムやベガ、メテオ、ハンクなど)を購入して他は別の食材をトッピングとして作って与えているようです。
そうした方々からお肉に混ぜる酵素や発酵食を作って下さい、と依頼が舞い込んでくるようになってきました。特に最近は他社のドライフードをお使いの方から(汗)も同様な問い合わせが何件もあり、これらについても開発を進めていたのですがようやく納得できる商品が完成しました。名付けて『Vegetable Enzyme

Vegetable Enzyme

まず私が着目したのは“大概酵素”と“発酵食品”です。一つの食材に発酵品を加え、低温で熟成・発酵が出来ないものかと研究してきました。そのためにはまずは新鮮で安全な野菜が必要になります。
そうなりますとスーパーや八百屋の野菜では前記で述べてきましたように大量の農薬や殺菌剤が使われていますから残留の心配があるので最初から眼中にはありません。残るは無農薬野菜か有機野菜ですが、年間を通して各地から野菜を安定・確保するためには無農薬はどうしても難しかったので有機野菜を選びました。それに生野菜や果物などを生のまま丸ごと使うことで酵素がたくさん摂取することが出来ますので農薬塗れの野菜は使えませんね。その間、様々な生産者と連絡をとり、栽培方法や有機肥料、収穫の仕方、供給量をお聞きし、その中からいくつかの農家さんと契約を結びました。ただ酵素は熱を加えることで消滅してしまう特徴があるので製造には気を使いました。何故ならば有機野菜はデリケートで温度管理が難しく、そのままにしておくとすぐに傷めてしまい、温度が低いと弱めてしまうからです。ですから大量に仕入することは出来ませんのでどうしても送料などが加わりコストが高くなってしまいます。本来は草食動物が食した草や木の実が胃や腸で消化されたものや内臓が好ましいのですが、今回はそれに近づける新しい食材の開発ということで 野菜の中から理想とする7種類を選びました。それらの有機野菜をアルカリイオン水で洗い、2日ほど水素水に浸して元気を取り戻します。水素パワーでシャキシャキになった野菜を細かくカットして特殊な機械でミンチ状にします。そしてモリンガと国産の納豆菌を配合して長時間撹拌します。その後、低温でジックリ熟成しさせてから50gずつ小分けにします。「Vegetable Enzyme」の一番の特徴は食物酵素と納豆菌、抗酸化物質がバランス良く交わり、最上の栄養食であるということです。冷凍でお届けしますので解凍後、お肉に混ぜて与えるなり、お手持ちのドライフードのトッピングとしてお使い下さい。勿論、当店自慢のグランプリにもお使いいただけます。が!元気になり過ぎても私は知りません・・。悪しからず。(笑)時代は次の食事へ!!

Vegetable Enzyme 製造工程

虫や細菌、ネズミを殺す、雑草を除去、鳥を寄せつけない、発芽を抑制するなど目的はさまざまですが何十通りもの組み合わせで年間何十回も畑に撒かれる農薬。それを使った野菜を犬に与えていい訳がありません。
私共は皮ごと食べても安全な野菜を届いたその日に加工してもらい第二の食餌として製品化しています。

製造工程

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