2012年03月09日
チャコが私を助けてくれた
「あの時起こしてくれなかったら、私は生きてない。防災無線は耳が遠くて聞こえにくかった。」
台風12号で特に大きな被害を受けた和歌山勝浦に住む女性宅に鉄砲水が自宅の雨戸やガラス戸を突き破って入ったきたときのことです。
飼い犬のチワワ「チャコ」が珍しく布団に潜り込んできたため、女性は午前2時すぎに目を覚ましたそうです。
すると間もなく鉄砲水に襲われ、その女性とともにチャコも外に放り出されたのです。
別室にいた息子さんやご主人と一緒に3人は寄り添いながら裸足のまま濁流の中を歩き何とか近所の家に避難することが出来ました。
女性は全身に傷を負いましたが無事助かりました。
しかし・・・、チャコはいまだ見つかっていません。「もう3回もチャコの夢を見た。3回目は死んでいた。」チャコの写真が入った携帯も、家具も何もかも流されました。
これからまた一から始める気力も体力ももうない・・・。
犬にはこうした予知能力に優れている面があるようですね。この家族はチャコに救われたのです。悲しいと思いますが元気を取り戻しチャコの分まで頑張ってもらいたいですね。
By 馬肉+イン 店長
2012年03月10日
子犬に助けられた
韓国東部の江原道江陵の山中で男性(87)が倒れて動けなくなったものの、一緒にいた子犬が厳寒の中でずっと寄り添い体を温め続け男性は無事救出されました。
子犬は「主人の命を救った忠犬」として話題になっています。
テレビなどによると子犬は北朝鮮の名犬、豊山犬の血を引く生後2ヶ月の白い犬で男性が親犬とともに大事に育てており初めて一緒に外出した時のことです。
その男性は認知症の症状がある中家を出ました。帰宅が遅いのを心配した家族が警察に届け出て捜索した結果、自宅から約300メートル離れた山中で発見されたのです。
当時の体感温度は氷点下10度を下回っており男性は救助後に病院で治療を受け、翌日には無事退院しました。
子犬は寒さに震える男性の腹に座るなどして温めたほか、軽くかみつきながら男性が眠るのを防ぎ助けたのです。
By 馬肉+イン 店長